あのときの記憶がよみがえります。

僕は久美子に、不満や素直な気持を伝えていれば良かった
たとえそれが、どんなに久美子を傷つけようとも
そうすれば、久美子は今頃はどこかで、生きていてお母さんって呼ばれてる。

だのに僕は、不満を自分の中に閉じ込め
何にもしてない、だから悪いことはしてないと僕自身を納得させていた。
でも、久美子にとっては、唯一の相談相手を失っていたんだ。
自殺の原因が新しい彼だとしても、違うことだとしても

  相談できる相手もなく

ひとりで悩んで苦しんで、そして あんなコトに・・・。

やっぱり、久美子を苦しめて殺してしまったのは僕。

久美子 ごめん 

そっっちへ行ったら、僕が経験した沢山の話をしてあげる
それまで、まっててね。

千賀子の話も、やきもちやかないで聞いてくれるよね

久美子なら

 生きている僕ができるコトは、 
 
久美子が感じれるはずの沢山の幸せを
 みんなに分けてあげてること
 だから・・・


 千賀子は幸せになっておくれ
 

 

 

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